ブライズメイドとは?意味・役目・頼み方と衣装代は誰が払うか|アッシャーとの違いも

おそろいのピンクのブライズメイドドレスと小さなブーケが並ぶ花嫁の控え室 送り方・マナー

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海外の結婚式の写真で、花嫁のまわりにおそろいのドレスを着た女性たちが並んでいるのを見たことはありませんか。あの人たちがブライズメイド(bridesmaid)です。最近は日本の結婚式でも、仲のよい友人にお願いする花嫁が増えています。

この記事では、ブライズメイドの意味と役目、アッシャーやベストマンとの違い、頼み方、気になる衣装代のこと、そしてブライズメイドを頼まれたのに式に出られないときの電報の送り方までをまとめました。

ブライズメイドとは

ブライズメイドは、英語で「花嫁(bride)の付き添いの女性(maid)」という意味です。結婚式の準備から当日まで、花嫁のそばで支える役目をします。日本語にすると「花嫁の介添え役」が近いことばです。

ふつうは花嫁の親しい友人や姉妹、親戚の女性がつとめます。新郎側で同じように付き添う男性は、グルームズマンやアッシャーと呼ばれ、その代表がベストマンです。

リーダーは「メイド・オブ・オナー」

ブライズメイドの中で、いちばん中心になる人をメイド・オブ・オナー(maid of honor)と呼びます。花嫁の親友や姉妹が選ばれることが多い役です。英語圏では、この人が結婚している場合はマトロン・オブ・オナー(matron of honor)と呼び分けることもあります。

おそろいのドレスの由来

ブライズメイドが花嫁と似た服をそろえて着る理由には、昔からの言い伝えがあります。花嫁をねたむ悪い霊や、花嫁を連れ去ろうとする者の目をまぎらわすため、まわりの女性も花嫁と同じような格好をした、というものです。たしかな記録というより、言い伝えとして語られている話です。

のちにイギリスのヴィクトリア女王が白いドレスで結婚式を挙げ、付き添いの女性たちも白でそろえたことから、白い装いが広まったとも言われます。いまの欧米では、花嫁とは違う色で、ブライズメイド同士だけをそろえるのが一般的です。

ブライズメイドの役目

欧米の結婚式では

アメリカやイギリスでは、ブライズメイドの役目は式の当日だけではありません。

  • 式の前:ドレス選びや準備の手伝い、花嫁のためのお祝いの会(ブライダルシャワー)や、独身最後のパーティーを開く
  • 当日:花嫁の身じたくを手伝い、花嫁より先にバージンロードを歩いて入場し、式のあいだ花嫁のそばに立つ
  • メイド・オブ・オナー:花嫁のブーケを預かる、指輪を預かる、結婚の証人として署名する、披露宴でスピーチをする

日本の結婚式では

日本では式場のスタッフやプランナーが進行を受け持つので、欧米ほど多くの仕事はありません。おもに次のような役目をお願いすることが多いです。

  • 花嫁より先に入場して、式を華やかにする
  • おそろいの衣装と小さなブーケで、写真に花を添える
  • ドレスの裾を整える、移動やお色直しを手伝う
  • 花嫁の緊張をほぐす、いちばん近くの話し相手になる

決まった型はないので、何をどこまでお願いするかを、はじめに友人と話し合っておくことがいちばん大切です。

アッシャー・ベストマンとの違い

結婚式で新郎新婦に付き添う役には、いくつかの呼び名があります。まとめると次のとおりです。

呼び名付き添う相手主な役目
ブライズメイド花嫁準備の手伝い、当日の付き添い、入場
メイド・オブ・オナー花嫁ブライズメイドのリーダー。ブーケや指輪を預かる、スピーチ
グルームズマン(アッシャー)新郎新郎の付き添い。海外では招待客を席に案内する役も
ベストマン新郎グルームズマンのリーダー。指輪を預かる、スピーチ
フラワーガール・リングボーイ新郎新婦子どもの役。花びらをまく、指輪を運ぶ

アメリカでは「アッシャー」は、もともと招待客を席に案内する係のことでした。日本では新郎側の付き添い役をまとめてアッシャーと呼ぶことが多く、ブライズメイドと人数をそろえて「ブライズメイド&アッシャー」として演出します。

ブライズメイドの頼み方

誰に頼む?

仲がよく、信頼できる友人や姉妹、親戚に頼むのが一般的です。以前は独身の女性に頼むものとされていましたが、いまは結婚しているかどうかにかかわらず、頼みたい人に頼む花嫁が増えています。

人数は?

2〜5人ほどが目安で、新郎側のアッシャーと同じ人数にそろえると、写真の並びがきれいです。1人でも問題ありません。

いつ頼む?

衣装の準備があるので、式の3か月前くらいまでには声をかけましょう。式の内容がある程度決まってから、お願いしたいことをはっきりさせて頼むと、相手も返事をしやすくなります。

頼むときに伝えること

  • お願いしたい役目(入場だけか、準備の手伝いもか)
  • 当日の集合時間と、拘束される時間
  • 衣装の色や形、費用を誰が出すか
  • 都合が悪ければ断ってもよいこと

衣装代は誰が払う?

日本では、ブライズメイドの衣装や髪飾りなど、当日身につけるものは花嫁側が用意するのが一般的です。お願いする立場なので、費用を出してもらう形はなるべく避けます。最近は友人が自分で用意する形も見られますが、その場合も、手持ちの服でそろえやすい色を指定するなど、負担が大きくならない工夫をします。ブーケは花嫁側で用意します。

アメリカでは反対に、ブライズメイドが自分のドレス代を払うのがふつうで、花嫁はブーケや当日の移動を受け持つ、という分け方が一般的です。国によって考え方が違うので、日本の感覚で決めておけば大丈夫です。

衣装や小物を箱に詰めて、お願いと一緒に贈るブライズメイドボックスも人気です。感謝のカードを添えると、気持ちがいっそう伝わります。

「痛い」と思われないための気配り

「ブライズメイド 痛い」と検索する人も少なくありません。ブライズメイドそのものが悪いのではなく、頼まれた側やまわりのゲストが負担を感じる形が、そう見られてしまうことが多いようです。次の点に気をつけると安心です。

  • 費用や手間を、頼む相手に背負わせない
  • 断りやすい頼み方をする(「できたらうれしい」くらいの言い方で)
  • 出番は入場や写真など短めにして、披露宴は友人として楽しんでもらう
  • ほかの友人が「自分は選ばれなかった」と感じないよう、選んだ理由を自然に話す

ブライズメイドを頼まれたのに、式に出られないときは

遠くに住んでいる、出産や仕事と重なった、などの理由で、せっかくブライズメイドを頼まれても式に出られないことがあります。そんなときは、電報で式に参加するのがおすすめです。

じつは欧米でも、式に来られない人は電報でお祝いを送り、それをベストマンが披露宴で読み上げる習慣がありました。日本でも、披露宴の途中で祝電が読み上げられます。いちばん近くで支えるはずだった友人からの言葉は、会場でもきっと心に残ります。

文例:ブライズメイドを頼まれていたけれど出られない友人から

〇〇ちゃん、ご結婚おめでとう。
となりで一緒に歩くはずだったのに、行けなくて本当にごめんね。
遠くからだけど、今日はずっと〇〇ちゃんのことを思っています。
世界でいちばんきれいな花嫁姿、写真で見るのを楽しみにしているね。
お二人の笑顔がいつまでも続きますように。

文例:ブライズメイドの仲間と連名で

〇〇、〇〇さん、ご結婚おめでとうございます。
学生時代からずっと一緒だった〇〇の晴れの日に、心からの「おめでとう」を送ります。
これからは二人で、たくさんの笑顔を重ねていってね。
(差出人:〇〇・〇〇・〇〇)

ブライズメイドらしく、形に残るものを選ぶなら、ドレスとタキシードを着たくまのペアや、ふくらんだまま飾れるバルーン電報が喜ばれます。

よくある質問

ブライズメイドは結婚している人でもいいですか?

はい、大丈夫です。以前は独身の女性がつとめるものとされていましたが、いまの日本では結婚しているかどうかを気にせず頼むのが一般的です。英語圏では、結婚している人を「マトロン・オブ・オナー」と呼び分けることもあります。

ブライズメイドは何歳までですか?

年齢の決まりはありません。花嫁と同じ年ごろの友人がつとめることが多いので、年齢よりも、衣装の色や形を全員が着やすいものにすることのほうが大切です。

男性の友人にお願いしてもいいですか?

かまいません。海外では、花嫁の男性の親友がつとめる例もあり、「マン・オブ・オナー」などと呼ばれます。服はドレスではなく、ブライズメイドと色をそろえたスーツやネクタイにするとまとまります。

ブライズメイドへのお礼はどうしますか?

当日身につけたアクセサリーをそのまま贈る、感謝の手紙を渡す、式のあとに食事に招く、といった形が多いです。欧米でも、カードに一言を添えて感謝の品を贈る習慣があります。

参考にした資料

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